■ 11月のハーブ 『 オリーブ 』
起源・由来
オリーブは地中海沿岸地域の原産で、今から5000年以上前にはすでに栽培され、利用されていたといいます。オリーブの木は人々にとって神聖なものであり、古代オリンピックでは勝者にオリーブの冠が授けられていました。旧約聖書の一節(ノアの方舟)にも、オリーブが登場します。ノアは、放った鳩がオリーブの枝をくわえて戻ってきたことで大洪水の収束を知ったということです。これにより、オリーブの枝は平和の象徴とされてきました。平和を目的とする国連の旗にオリーブの葉が描かれていることでも明らかです。
  
効能・効果
オリーブの実から抽出されたオリーブオイルには単価不飽和脂肪酸(オレイン酸など)が豊富に含まれており、動脈硬化や高血圧、心臓病などのリスクを減少させ、生活習慣病を予防します。葉にも血圧を降下させる作用があり、血糖値を下げる効能もあることから、高血圧や糖尿病の予防によいといわれています。また、葉にはオレユーロペンという苦味成分が含まれ、この成分が強い抗菌・抗ウイルス効果を発揮することからインフルエンザなどにも用いられます。
  
オリーブの実には渋みがあり、そのままではなかなか食べることができません。塩漬けなどで渋抜きをして食べたり、オリーブオイルとして使用するのが一般的です。肉厚な葉は、乾燥させてハーブティーに使用します。葉は細かく切って入れた方が風味もよくなります。
  
花言葉
平和
  
  
■ ちょこっと エコ なお掃除術
自然素材を使った簡単でエコなお掃除術は、私たちが身近にできる環境への取り組みです!
  
コップ、急須、鍋の茶渋落とし 編
普段の重曹掃除の中で重曹のとっても便利な使い方として、コップや急須、鍋などについた茶渋の落とし方を紹介します。重曹の茶渋落としは、とっても簡単、そして安全です。ぜひ活用してみて下さい。
【 用意するもの 】 重曹、ゴム手袋をして下さい。
【 注意 】アルミ製品、アルミ鍋などには重曹を使用しないで下さい。重曹のアルカリ性によって黒ずむ事があります。
  
コップ等に付いたちょっとした茶渋は、スポンジに重曹を粉のままつけてこすります。これは、重曹の粒の研磨作用で落とすもので、茶渋の汚れ具合によっては少々力がいりますが、とても簡単、安全なので、ちょっと気になった所があれば、重曹をつけてこすってみて下さい。
  
少し頑固な茶渋が付いている場合
頑固な茶渋や急須の注ぎ口など普段掃除出来ない部分の茶渋落としに便利なのが下記に紹介する重曹活用方法です。(重曹のアルカリ性が増すので直接触らない様にゴム手袋を用意して下さい。細かい所を少し拭く為に綿棒などあると便利です。)
  
 
  
鍋に水を入れて、重曹を入れます。写真で使った鍋は小さいので(800ml程度)、大さじ2杯程の重曹を入れました。
  

  
茶渋の付いた急須の蓋やゴムパッキンを入れて煮ます。急須は全体が入らなかったので、浸かる所までいれました(特に注ぎ口部分)。
  

  
お湯に重層を入れると(煮ると)発泡します。結構な勢いで発泡するので、あまり強火にしないで下さい。一度、温まったら火を止めて放置します。急須などは、温まった重曹水をなみなみ入れて放置していても大丈夫です。
  

  
30分ほど放置します。重曹水は温めるとアルカリ成分が強くなります。この重曹水のアルカリ成分で茶渋を分解します。アルカリ成分が強くなっているので、直接手で触らない様気を付け、ゴム手袋などをご使用下さい。
  

  
30分後、重曹水がうっすら茶色く濁っています。よく見ると茶渋がまだ残っている様に見えますが、綿棒などで残った茶渋を軽くこするとスルッと茶渋の汚れが落ちます。
  

  
急須、お鍋はピカピカになりましたが、残念ながらゴムパッキンの染色(茶渋)は落とす事が出来ません。
  
  
■ ちょこっと エコクッキング

    


  
+ 材料 ( 人分 )
   : 
  
+ つくり方

1.
2.
3.
4.
  
【 POINT 】