与謝野町にある工務店です。子育て家族のお悩みを解決させていただきます!新築、リノベーションもお任せ下さい!

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きざみ偏

  

meisyou
  

  
          『 良い家に住みたい 』家づくりを考える人なら誰でも思う願いです。
          私も同じように『 良い家をつくりたい 』という強い気持ちで家づくりに携わってきました。
          そこで、大工職人として長年の経験から得た 私の家づくり に対するこだわりをお話します。

          『 手刻み 』にこだわる。それは、“ 木を知り、くせを知る ” ことの大切さにあり、家の構造材
          を例に挙げるとよく分かります。

          ≪ 柱 ≫
          柱は長い *ホゾ(凸部分)を切り出し、それを *横架材 に差し込んで、横架材からそのホゾに
          *込み栓 を打って止める 長ほぞコミ栓打ち としています。
          長ほぞコミ栓打ちにすることにより家の耐震力が増し、又、ホゾが長いことによりネジレ防止
          にも効果があります。

               * ホゾ:木材を接合するための突起
                横架材:水平に架けわたされる部材を言い、桁や梁がこれにあたる
                込み栓:柱と横架材 や横架材同士の接合に使用する木の栓

          ≪ 土台・大引・根太(1階・床構造材) ≫
          一階の床構造材は *ダレ木 に使い、水平を保つには床束や *アンカーボルト 等で調整します。
          これを反対に使うと、建具がつまったり、床がデコボコになります。

               * ダレ木:下側に反る木
                アンカーボルト:あらかじめ基礎の中に、ねじ部以外の部分を埋め込んだボルトで
                土台を固定します。

          ≪ 梁・胴差し(2階・床構造材) ≫
          梁・胴差しは、柱だけの支持の為、2階床では *むくり木 に使います。これを反対に又は交互に使うと、
          家具を置いただけで水平が保たれなくなり、床がデコボコになります。

               * むくり木:上側に反る木

          ≪ 軒桁・小屋梁・丸物材(小屋構造材)≫
          軒桁・小屋梁・丸物材は、*むくり木に使います。反りを利用し、瓦・雪等の荷重はね返し家を長持ち
          させます。

コミ栓 むくり木 だれ木
komisen mukurigi tareki
  
          人間にも個性があるように、材木にも個性があります。材種はもちろんのこと、同じ材種であっても、
          クセ・曲り・反りが、人間の指紋の様にどれをみても違います。弊社では、一本一本の木を選別し、
          クセ・曲り・歪みを調整し、墨を付け刻んでいきます。時間も手間もかかる大変な作業で、大手メーカー
          ではまずない工程です。時代への逆行かもしれませんが、長期に見ていくと とても大切なことなのです。
          おがみ工務店では、大工職人による『 墨付け・手刻み 』にこだわり、『 自然素材で永く住める家造り 』
          を提案し、多くの方に理解いただき、好評を得て支持されております。
                                                                   尾上 義則

 

 

お気軽にお問い合わせください TEL 0772-42-7483 メールアドレス : info@ogami-komuten.com

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