■ 今月のお花
~ クズ ~
花言葉 : 『 芯の強さ 』 『 活力 』 『 治癒 』
クズは秋の七草のひとつで、9月頃に赤紫色の花を咲かせます。根からとれる 『 くず粉 』 はくずきりなどの和菓子の材料になり、根を干したものは解熱作用を持つ漢方薬 『 葛根 』 として利用されています。日本全国に群生している身近な山野草で、お月見にススキとともに飾ったり、食材や薬として、古くから暮らしに取り入られています。
秋の七草 : 萩、ススキ、桔梗、ナデシコ、クズ、藤袴、オミナエシ
■ 今日からできる ちょこっと エコ ( 敬老の日は、暗くするより器具のお掃除を )
照明は暗くするより器具のお掃除を
高齢になると、視機能が衰えたり白内障などを発症してものが見えにくくなります。そのため、高齢者の場合は、省エネのために明るさを抑えると事故につながることも。LEDランプなど省エネタイプの明かりを上手に利用しましょう。また、照明器具が汚れていると光が通らないので、黒ずんでいる器具を見たら、ぜひ、お掃除を!
熱中症を予防しながら省エネも
残暑が厳しい日は熱中症への注意が必要です。高齢の方は暑さを感じにくくなることなどから、室内の温度はエアコンなどでしっかり管理しましょう。設定温度を高めにして扇風機を併用すれば、冷え過ぎず、省エネにもなります。エアコンのフィルターの汚れは電気のムダづかいの原因に。定期的なお掃除を心がけたいですね。
新聞紙や炭で除湿と消臭を!
雨で濡れた靴などは、新聞紙や炭などを入れて除湿すると、カビや臭いなどの発生が抑えられます。ただし、靴の中が汚れないよう、使わなくなった靴下などに入れてから使いましょう。新聞紙や炭は、下駄箱や押入れの中の湿気取りにもおすすめです。ホコリなどで汚れた炭は、水で洗って、天日で干せば吸湿力が回復します。
■ 旬の食材で ちょこっと クッキング
体にも頭にもいい、優秀な食材
秋の食材 : サンマ
新鮮でおいしいサンマを見分けるコツは、大きく太ったものや、皮がピンッと張っているものを選ぶこと。サンマは良質のたんぱく質や鉄分、カルシウムなど多くの栄養素を含んでいます。また、生活習慣病の予防に効果が期待される不飽和脂肪酸(DHAやEPA)も豊富。DHAには、脳細胞の働きを活発にする働きがあるので、育ち盛りのお子さまに積極的に食べて頂きたい魚です。
サンマの梅しそ巻き揚げ
+ 材料 ( 2人分 )
サンマ(フィーレ) : 3枚
大葉 : 6枚
梅干 : 大3ヶ
酒 : 大さじ1
しょう油 : 大さじ1
すだち : 適宜
片栗粉 : 適宜
揚げ油 : 適宜
+ つくり方
1.サンマに酒としょう油をふりかけて20分おき、下味をつける。その後、水気をキッチンペーパーで拭き取り、片栗粉をまぶす。
2.1 の上に大葉を広げ、その上に種を取って包丁でたたいておいた梅干を塗る。
3.端からくるくる巻いてつまようじで止め、さらに片栗粉を薄くつけ170℃の油で7~8分カラッとするまで揚げる。
4.輪切りにして器に盛り付け、お好みですだちを絞っていただく。