■ 今月のお花
~ スミレ ~
花言葉 : 『 小さな愛 』 『 小さな幸せ 』
小さく可憐にさくその姿から、昔から観賞用としても食用としても愛されてきました。その昔、オーストラリア皇帝一家の王妃エリザベートも、「 スミレの砂糖漬け 」をこよなく愛したという話も残っています。エリザベートは美に対して並々ならぬこだわりを持っていたそうですが、そんな王妃が愛したお菓子。 「 これが美の秘訣だったのかも 」と想像を膨らませてしまいますね。
■ 季節の暮らし方の ちょこっと ヒント
洗新生活への構え。安心なお弁当の心得。
来月から新生活が始まり、お弁当が必要になる方も多いのでは。新生活が始まる前に、安心なお弁当を作るコツを心得ておきましょう。
水分多めの料理に注意
水気の多いものは傷みやすいので、ご飯は水を少なめに炊き、おにぎりはラップでくるんで握りましょう。炊き込みご飯は具材から水分が出るので、特に梅雨以降は注意が必要。煮汁はなるべく煮詰め、すりゴマやかつお節など汁気を吸ってくれるものと一緒に入れるのがコツです。
傷みにくくする便利食材を活用
レモンや梅干、お酢、生姜、カレー粉には、食品を痛みにくくする効果が!お弁当のフタの裏に殺菌効果のあるわさびを塗ったり、わさびシートなどの抗菌グッズを利用するのも手です。凍らせたゼリーを保冷材代わりに使用すると子供も喜びますよ。
(※ 効果に対する評価には、個人差があります)
■ 旬の食材でちょこっとクッキング
ぐんぐん育つ筍の成長パワーをもらおう
春の食材 : タケノコ
ずんぐり太くて重く、皮に湿り気のある筍を選びましょう。時間が経つとえぐみが強くなるので、アク抜きは早めに。筍は食物繊維を多く含むため、便秘を改善するほか、血糖値の上昇を防いだり、動脈硬化の原因となるコレステロールの排出を助ける働きもあります。食物繊維は水分を吸って膨らむので、満腹感が得られて過食を防ぐのに効果的です。冬太り解消におすすめのヘルシーな食材です。
筍ボールのコンソメキャベツ
+ 材料 ( 2人分 )
A 牛豚合挽肉 : 150g
筍(水煮) : 50g
卵 : 1/3ヶ
冷ご飯 : 30g
片栗粉 : 小さじ1
塩 : 小さじ1/4
B 小麦粉 : 大さじ1/2
バター : 大さじ1/2
C 水 : 2と1/2カップ
固形コンソメ : 1ヶ(4g)
ローリエ : 1枚
キャベツ : 1/2枚(50g)
人参 : 50g
塩コショウ : 少々
+ つくり方
[ 下ごしらえ ] Bを混ぜ、ブールマニエを作る。筍はみじん切りに。キャベツは硬い芯を除き、塩を加えた熱湯でさっと茹で、1cm角に切る。薄切りにした人参も同様にさっと茹でる。
1.ボウルにAの材料を入れてよく混ぜ合わせる。
2.鍋にCを加え煮立て、1をスプーンで丸く落とし、煮立てアクをとり、弱火で10分程煮る。
3.2の筍ボールを器にもり、残りの煮汁にブールマニエを加えひと煮してとろみをつけたら、キャベツ、人参を加えさっと煮て、塩こしょうで味を整え、筍ボールにかける。