■ 2月のハーブ 『 カモミール 』
起源・由来
カモミールはヨーロッパの原産で、今日では世界中の至る所で栽培されており、温暖な地域では野生でも育ちます。 その繁殖力は凄まじく、踏みつけられるほどよく育つと言われるほどの逞しさを秘めています。中世のイギリスでは、カモミールは謙虚さと忍耐の象徴とされていました。 カモミールはヨーロッパの原産で、今日では世界中の至る所で栽培されており、温暖な地域では野生でも育ちます。
効能・効果
カモミールには体内の平滑筋という筋肉の組織を落ち着かせる作用があり、腹痛や胃痙攣、女性の生理痛などを和らげる効能があります。 また、カモミールに含まれるアズレン誘導体という物質が胃の粘膜を修復して丈夫にし、消化機能を正常な状態に整えてくれます。過敏性腸症候群や胃潰瘍などストレスからくる症状にもとても効果的です。
カモミールは、皮膚を様々な刺激から守り、膀胱の炎症や気管支の炎症などを和らげてくれます。カモミールティーの蒸気を吸入すると、花粉症や鼻づまりの症状が軽くなります。
心身をリラックスさせる効果があり、夜寝る前にカモミールティーを飲むと不眠症を改善し、よく眠れるようになります。
カモミールティーをリンスとして使用すると、髪につやを出すことができます。
貧血や冷え性を改善し、吐き気を抑えてくれます。
【 注意 】 妊娠中の人やキク科アレルギーの人は使用を避けてください。
花言葉
逆境に負けない
■ ちょこっと エコ なお掃除術
自然素材を使った簡単でエコなお掃除術は、私たちが身近にできる環境への取り組みです!
換気扇フィルター 編
換気扇の中で一番汚れの溜まる場所です。換気扇全体を掃除する事はなかなか難しくても、このフィルターは簡単に取外せる事が多いので比較的掃除しやすい部分です。ほっておくと換気扇フィルターの目に油汚れが詰まってしまうので、ちょこちょこ換気扇フィルターを取外して掃除しましょう。
【 用意するもの 】 重曹ペースト(作り方は下記掲載)、スポンジ、古歯ブラシ、タオル(雑巾)、肌の弱い方は、ゴム手袋をして下さい。
油汚れで目の詰まった換気扇フィルター
整流板が手前に付いているタイプの換気扇
換気扇フィルターにそれ程汚れがこびり付いていなければ、埃等の汚れを取り重曹を振りかけて古歯ブラシで洗って行きます。しかし、換気扇フィルターの目の中に油汚れがこびり付いている時は、ちょっとやそっとでは落ちてくれません。こんな時は換気扇フィルターに重曹ペーストを使います。
【 注意 】 アルミ剥き出しの換気扇フィルターは変色する事があるので、アルカリ性の重曹は使えません。また換気扇フィルターの塗装が傷ついていたり、物によっては剥げる事があります。目立たない所で試してから使用して下さい。
換気扇フィルター全体に重曹ペーストを塗ります。換気扇の目にまでしっかり塗り込みましょう。たまに重曹水をスプレーしたりしながら、放置します。
重曹ペーストが油汚れを溶かして全体茶色くなって来ます。
古歯ブラシを使って換気扇フィルターの目の中まで洗い流して行きます。
良く乾かして換気扇フィルター掃除完了です。なかなか普通の重曹ペーストで落ちない時は、油落としの洗剤を混ぜて超強力重曹ペーストを作りましょう。
換気扇フィルターに汚れがそれ程こびり付いていなければ、重曹水と古歯ブラシで十分汚れを落とせます。
重曹ペーストの作り方
頑固な汚れには、重曹ペーストが役に立ちます。重曹ペーストは使い勝手が良く、スポンジ等につけて汚れの上からこすって使います。重曹の柔らかい研磨作用と弱アルカリ成分で油汚れを良く落としてくれます。
1.適当な容器に重曹を入れ、水を加えて行きます。結構水は少しで大丈夫です。重曹3に水1ぐらい。
2.かきまぜてペースト状にします。重曹の細かいつぶつぶは残ったままで大丈夫です。重曹ペーストの完成です。
【 POINT 】 重曹ペーストは作り置きに向かないので、毎回使う分だけ重曹ペーストを作りましょう。
重曹水の作り方
脂汚れ、手垢汚れ等にシュッと吹きかけて使える、便利な重曹水を作りましょう。
1.ぬるま湯250mlに大さじ1杯程度の重曹を入れ良くかき混ぜ溶かします。
2.溶けた重曹水をスプレーボトルに移します。
【 POINT 】 重曹は溶けにくいので、ぬるま湯で良く溶かします。
■ ちょこっと エコクッキング
ほろにがい菜の花は、早春の代表的な野菜です。
ささみはレンジで加熱するのでかんたんです!
菜の花とささみの のりマヨあえ
のりのつくだ煮を使った、手軽なあえもの。マヨネースと相性ぴったりです。
+ 材料 ( 2人分 )
菜の花 : 1/2束( 100g )
鶏ささみ : 1本( 50g )
酒 : 小さじ1
塩 : 少々
A のりのつくだ煮 : 大さじ1
マヨネーズ : 大さじ1+1/2
+ つくり方
1.菜の花は熱湯でさっとゆで、水にとり、水気をしぼって3cmの長さに切る。
2.ささみは耐熱皿にので、酒と塩をふってラップし、電子レンジ(500w)に1分30秒かけます。さまして大きめにさきます。
3.Aを合わせ、菜の花、ささみを和える。
【 POINT 】 ささみは、電子レンジの出力ワット数によって加熱時間が異なります。火の通り具合を確認し、不十分な場合は10秒程度ずつ加熱時間を追加しましょう。