■ 1月のハーブ 『 ローズマリー 』
起源・由来
ローズマリーは地中海沿岸の原産で、南ヨーロッパをはじめとし世界中の至るところで栽培されています。人類とローズマリーとの関係は古く、古代エジプト時代の墓からその枝が発見されています。ローズマリーの学名はラテン語で「 海のしずく 」を意味し、これは青紫色の花がしずくのように見えたことが由来と言われています。

効能・効果
ローズマリーには記憶力や集中力を高める作用があるとされ、強壮薬、刺激薬としても高い評価を受けてきました。精神を高揚させ、軽い鬱病を和らげる効果もあるといわれています。また、血管を強くし、血行をうながし、消化機能を高めることで新陳代謝を促進します。細胞の老化を防止する抗酸化作用があることから、「 若返りのハーブ 」とも呼ばれてきました。
ローズマリーの花はロスマリン酸を主成分としており、抗菌作用や抗ウイルス作用があり、花粉症の症状なども和らげてくれます。
ローズマリーのオイルはトリートメントとして使用することでフケ防止となり、頭皮の血液の流れを活性化して育毛にも効果があると信じられています。
抗痙攣作用もあり、気管支の痙攣をおさえて呼吸しやすくします。
リースやサシェにしてクローゼットなどに飾ると、防虫効果があるといわれています。

【 注意 】 高血圧の人や妊娠中の人は、使用に注意が必要です。

花言葉
思い出、追憶

■ ちょこっと エコ なお掃除術
自然素材を使った簡単でエコなお掃除術は、私たちが身近にできる環境への取り組みです!

排水口&排水カゴ 編
排水管の詰まりを劇的に取るという訳ではありませんが、排水管の奥まで掃除ができ、嫌な匂いを押さえてくれる掃除がこの方法。掃除の大変な排水カゴを綺麗にしながら、排水溝、排水管も掃除してしまいましょう。
用意するもの 】 重曹 & お酢 or クエン酸水、肌の弱い方は、ゴム手袋をして下さい


① 重曹を排水口、排水カゴ全体ににふり掛けます。( 結構多めに )

  
② 温めたお酢( クエン酸水 )を排水口に注ぐ。

③ 発泡→酸性の汚れと反応して発生した二酸化炭素の細かい泡が汚れを浮いて落とします。

④ 30分ほど時間をおき、お湯で洗い流すと嫌な臭いもスッキリとれますよ☆

理科の実験の様なお掃除なので、お子さんと一緒にされても楽しいお掃除です。
クエン酸水は、250mlの水に、クエン酸を小さじ1、2杯を溶かします。

■ ちょこっと エコクッキング
鶏肉と野菜を同時に調理する、手軽なレンジ蒸し。
春菊は、やわらかな葉はとりおき、かたい部分だけ加熱します。

蒸し野菜と鶏の甘辛だれ
コチュジャン風味の甘辛い味が、食欲を誘います。

+ 材料 ( 4人分 )
キャベツ  : 200g
春菊 : 50g
ねぎ( 白い部分 ) : 1/4本( 25g )
とりもも肉 : 150g
A 塩 : 少々
酒 : 小さじ1
B ねぎ( 緑の部分 ) : 10g
しょうが( 薄切り ) : 10g
( 甘辛だれ )
コチュジャン・白すりごま : 各大さじ1
しょうゆ・ごま油 : 各大さじ1/2
砂糖・酢 : 各小さじ1/2

+ つくり方

1.キャベツはひと口大のざく切りにする。春菊は葉を摘み、茎は2~3cmの長さに切る。ねぎ( 白い部分 )は斜め薄切りにする。
2.ねぎ、春菊の葉をそれぞれ水に放して水気をきり、パリッとさせる。
3.肉は、皮をフォークでつつき、身の厚い部分に包丁で切り目を数ヵ所入れる。Aをふる。
4.耐熱皿にキャベツ、春菊の茎を入れ、肉、Bの順にのせる。酒大さじ1( 材料外 )をふる。ラップをして、電子レンジ( 500W )で約6分加熱する。
5.Bを除き、肉を切り分ける。器に加熱した野菜と、春菊の葉、肉を盛る。たれの材料を混ぜてかけ、2のねぎをのせる。

【 Point 】 鶏肉は、切り目を入れることで火通りをよくし、下味をつけることでくさみをとって、ふっくら仕上げます。しょうが、ねぎも肉のくさみをとり、風味をつけるので、肉の上にのせて加熱しましょう。